「髑髏 お菓子壷」に関するお知らせ

Filed under: お知らせ — @ 2011年6月15日

PHOTO:KUTSUNA KOICHIRO

2008年に丸若屋と当窯が製作、発表した「髑髏のお菓子壷 花詰」は、この度、金沢21世紀美術館に所蔵されましたことをご報告致します。金沢という街で伝統文化の中心にありながら、多くのコンテンポラリーアートを所蔵し、建築家SANAAが設計した美術館としても世界的に有名な建物である同美術館に、私達の作品が所蔵されることは大変光栄なことと有り難く存じます。日頃お力添え頂いております皆様に深く御礼申し上げます。

平成二十三年 六月 上出長右衛門窯 丸若屋


髑髏 お菓子壷 花詰

髑髏という主題は、多くのアーティストが描いており、特に現代美術の世界では多数の作例が見られるが、基本的にはその解釈は「メメント・モリ(汝、死ぬことを忘るる事なかれ)」という警告を意味するだろう。しかし、日本の伝統的な陶芸の技術を用いてそれを行ったときには、本来同じコンテクストにはない。特に華やかな花の意匠をまとった《髑髏 お菓子壷 花詰》では、まがまがしい死が、生の象徴のようなあでやかな花に覆われている対比の妙に、ほのかにユーモアと遊び心、諧謔の精神が発露している。生と死は隣り合わせである。

森美術館館長 南條史生
(「医学と芸術:生命と愛の未来を探る/平凡社発行」より一部抜粋)

*花詰文様を施した盃を製作致しました!

髑髏 お菓子壷 来歴

2008年2月 TYPE TWOの依頼でお菓子壷を製作。五色の作品と祥瑞を施した作品を展示(LE DECO/東京)

2008年10月 丸若屋と共に花詰のお菓子壷を製作。アートフェア「ウルトラ001」に出展(スパイラルガーデン/東京)

2009年6月 Japanese Decorative Gigs in KANAZAWA(social/石川)

2009年10月 「Fantastic Living」に出展(新宿伊勢丹/東京)

2009年11月 展覧会「医学と芸術展」に出(森美術館/東京)

2010年1月 展覧会「上出・九谷・惠悟展 九谷焼コネクション」出展(スパイラルガーデン/東京)

2010年5月 展覧会「第1回金沢・世界工芸トリエンナーレ」に出展(金沢21世紀美術館/石川)

2010年7月 「かなざわ燈涼会」にて出展(金沢主計町/石川)

2010年7月 早乙女太一氏の公演に舞台演出のひとつとして登場

2010年8月 天明屋尚氏がキュレーションした展覧会「BASARA展」に出展(スパイラルガーデン/東京)、同名の書籍に掲載(美術出版社発行)

2101年10月 展覧会「陶 食のうつわ展」に出展(銀座三越/東京)

2011年3月 「現代デザイン辞典」に掲載(平凡社発行)

2011年3月 金沢21世紀美術館に所蔵

一部お客様からお問い合わせ頂いております九谷焼他業者が製造販売しています髑髏(スカル)をモチーフとした商品とは関係ございません。