「旨し、美し。金沢・加賀・能登」(大阪)

Filed under: 出店・出品 — @ 2017年1月13日

今年も阪急うめだ本店の催事場で開催される「旨し、美し。金沢・加賀・能登」に出店します。今回は昨年より試作して参りました九谷焼の雛人形「桃染のひな」を全国に先駆けて発表、販売いたします。
桃染のひな2

「桃染のひな」

頬をピンクに染めたかわいらしい九谷焼のお雛様。「金沢・加賀・能登」展が初出しの上出長右衛門窯の新作です。桃染とは日本古来の色の名前で「つきそめ」と読み、浅い桃色のことを言います。
桃染UPどこか恥ずかしがっているようにうっすらと頬を染めています。女雛は梅と松、男雛は藤と松を描いています。
桃染金UP絵柄のないシンプルな金バージョン(金しろ)もつくりました。
桃染のひな木箱がそのまま雛壇になります。赤い毛氈(もうせん)をお付けします。
招猫昨年に続き、ちょうえもん招猫も少量生産の猫達も含めて大集合(写真はイメージです)。もちろん各種食器も出品します。

桃染のひな(松に梅・松に藤)/上出長右衛門窯/¥38,000(木箱・毛氈付)

桃染のひな(金しろ)/上出長右衛門窯/¥23,000(木箱・毛氈付)

「桃染のひな」や「ちょうえもん招猫」をご購入をご検討の方は、在庫が限られますので是非ともお早めにお運び下さい。
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旨し、美し。金沢・加賀・能登

1月18日(水)~23日(月)

阪急うめだ本店
大阪府大阪市北区角田町8番7号 9階催場
TEL:06-6361-1381

日~木曜日 午前10時~午後8時
金・土曜日 午前10時~午後9時
阪急「梅田」駅から徒歩約3分
阪神「梅田」駅から徒歩約3分
JR「大阪」駅から徒歩約4分
地下鉄御堂筋線「梅田」駅から徒歩約2分
地下鉄谷町線「東梅田」駅から徒歩約2分
地下鉄四つ橋線「西梅田」駅から徒歩約6分
JR東西線「北新地」駅から徒歩約8分

最終日:午後8時まで

 

「AKOMEYA/上出長右衛門窯 白地の器市」(東京)

Filed under: 出店・出品 — @

弊社製品を多く扱ってくださっているAKOMEYA銀座店で開催される「AKOMEYA 蚤の市」で上出長右衛門窯の白地の器市が開かれます。

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上出長右衛門窯 白地の器市

1月21日(土)〜2月3日(金)
AKOMEYA TOKYO 銀座店
〒104-0061 東京都中央区銀座2-2-6
03-6758-0270
11:00〜21:00(最終日は17:00)

「縞模様のないシマウマのようなもの」

絵付が主役である九谷の産地では、何も描いていない白い器を「素地(きじ)」と呼びます。素地は絵の具などと同じ材料のひとつのように考えられているので、普段は素地の状態でお客様にお売りすることはありません。これは九谷の人にとって一番大切な工程である絵付をしないことは「重大な手抜き」でしかなく、いくら世間で白い器が流行っていても、そのような考えをそもそも持っていないからです。九谷焼から絵付を取ることは縞模様のないシマウマのようなもので、決して切り離すことのできない生まれ持ったアイデンティティーなのだと思います。しかしながら自分たちの、上出長右衛門窯の素地について今一度考えてみますと、分業制ではなく全ての工程を一貫で生産している私たちだからこそ胸を張って言えることがありました。絵付が主役であることに違いはありませんが、素地だってひとつひとつ丹精込めて作っているのです。この道40年のロクロ師がずっと縁の下を支えています。そうやって出来上がった真っさらな素地と対峙し、絵付師がそこに何を描こうかと考える時、そこには何にも囚われない喜びがあります。しかしもしかするとここで私たちの素地を手に取って頂いた皆様にとっても同じ喜びをお持ち頂けるかもしれません。長右衛門窯の白い器は大切なご家族やご友人をもてなす為の材料のひとつとしてきっとお役に立てるのではないかと思います。

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